2022年8月28日日曜日

 皆さまこんにちは。

 久々にスタッフのHです。

今回は個人的にも最近ハマっている肥後先生ご推奨の「軽断食」に有効とされる「ボーンブロス(ボーンマロー)スープ」についてお話ししたいと思います。

 健康意識の高い皆様はご存知の方も多いと思いますが、ボーンブロス(ボーンマロー)スープとは読んで字の如し「肉や魚の骨(プラスお好みで野菜類)などから抽出しただし汁」のことをいいます。

google先生に質問していただければ多数の情報が出てきますので詳細は割愛させていただきますが、一言で言うと「めっちゃ身体に良い」という食べ物(飲み物)です。

 タンパク質は消化の過程でアミノ酸分子に分解されることで栄養として吸収されますが、お肉で摂ろうとすると消化にもの凄くエネルギーを使ってしまう上、分子量が大きいため実は必要な成分が吸収できていないことがあります。
長時間煮込んだボーンマロースープには、お肉にはない骨髄の中のアミノ酸やコラーゲン、ミネラルなど身体を修復し健康や美容に必要な成分が吸収しやすいように溶け出している為非常に身体に良いとされているのです。

 効果・効能は多々あるのですが、個人的にはやはり免疫機能を高めることや抗炎症作用に着目せずにはいられません。
アレルギーをお持ちの方には是非試していただきたい健康食です(材料自体の食物アレルギーにはご注意ください)。

 私自身は飲み始めて3ヶ月程度ですが(1週間のうち45日は摂っています)、実感としては肌荒れの頻度が減少したように思います。女性特有のホルモンバランスの変化でどうしても調子が悪くなることがあったのですが、それがなくなったように思います。
というか、ここ最近はずっとお肌の調子が良いと感じているので確実に良い影響が出ているのだと実感しています。
そしてあまり風邪を引かなくなったような・・・今これを書きながら気付いたのですが、定期的にアレルギー性鼻炎を発症して鼻炎薬を飲まないと鼻水が止まらない現象が起きる人なのですがここ最近すっかりなりを潜めているのでこの辺りも良い影響が出ているのではないかと思います。

 尚、作り方やレシピは様々で、正解はありません。とにかく骨以外お好みで何を入れてもいいので、試行錯誤しながら自分の好みの味を開発(?)していくのも楽しみのひとつだと思います。

また、通常お鍋で長時間コトコト煮込んで作るのですが、お仕事をされている方やご多忙な方はずっと鍋の傍についている訳にはいかないので中々作るのが現実的ではない方もおられると思います。
そこで、圧力鍋を使って時短で作る方もおられるようですが個人的には「スロークッカー(低温調理器)」をオススメします(圧力鍋の真逆を行く調理器です)。
少々場所を取るからか、日本では殆ど普及していない(私が知る限りですが)調理器具ですがアメリカでは一家に一台以上必ずあると言ってよい調理器具です。
沸騰させない程度の温度で長時間加熱することにより、栄養素を極力壊さずにじっくり抽出する為、このスープを作る為にあると言っても過言ではないぐらいピッタリの調理器具だと思います(決して回し者ではありません笑)。
日本製もあるにはあるのですが容量が少ないものしか販売されていないので容量が多めのものになるとほぼアメリカ製一択になるかと思います。
今はネット通販がメジャーになり手に入りやすくなったのでご興味のある方は是非探してみてください。
(低温で長時間煮込む為煮崩れしないので普段の煮込み料理等にもめちゃくちゃ便利です。朝仕込んでスイッチを入れて仕事から帰ってきたら温かい状態で出来上がっているという優れモノです)

 ちなみに、しばらく鍋(ガス加熱)バージョンで作っていましたがスロークッカーに変えてから味が圧倒的に変わりました。
グツグツ煮立たせないので澄んだスープになり雑味もなく大変美味しく出来上がります。
現在オフィスでも購入して色々試験製作しています。

牛骨髄

   ↓↓↓参考までに、個人的にオススメのレシピ&作り方↓↓↓

■材料
・牛骨髄(大体水12リットルあたり1キロぐらい)、鶏ガラ適量
・水(出来れば軟水)
・生姜適量
・椎茸適量
・スターアニス(八角)12個(かなり風味が強く出ますので大きめのものでしたら1個で十分です)
・ニンニク12
・長寿挑戦ファイバー13本(水1リットルあたり1本程度。お好みで増減してください)

■作り方
・まず、牛骨を洗って鍋に入れ、水を入れます(必ずお湯ではなく水から作ってください※1
・ある程度スープが出たら残りの食材を入れます(※2
・鍋ならトータル半日ぐらい、スロークッカーなら1日~2日程で美味しいボーンマロースープの出来上がりです。

1.タンパク質は加熱すると凝固する性質を持っている為、お湯から作ると食材の外側が固まってしまいスープが出にくくなります。
逆に旨味を食材の中に閉じ込めたい料理を作る時はこの逆です。

2.いっぺんに全食材を入れても問題ありませんが、私はまず先に牛骨だけを煮出します。
理由は牛骨の成分を一番多く出したいからです。
飽和水溶液の実験を思い出していただければご理解いただけるかと思います。
(使用する水を軟水にするのも同じ原理です)

 ・・・常々思っているのですが料理は科学ですね笑。

 長文お付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また・・・

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